学ぶ・知る・E型肝炎




E型肝炎の症状



HEVに感染した場合、不顕性感染が多いとされています(特に若年者)。肝炎を発症した場合の臨床症状はA型肝炎に類似し、高率に黄疸を伴います。平均6週間の潜伏期の後に(稀に数日の倦怠感、 食欲不振等の症状が先行することもあります)、発熱、悪心・腹痛等の消化器症状、肝腫大、肝機能の悪化(トランスアミナーゼ上昇・黄疸)が現れ、大半の症例では安静臥床(ベッドの上で動かずに安静を保つこと)により治癒しますが、まれに劇症化するケースもあります。
E型肝炎の特徴として、妊婦が妊娠晩期に感染すると劇症化しやすいという報告があります。また、患者の年齢については、インド等の流行地での経験から本症は「若年層の病気」といわれてきましたが、我が国やフランスでの調査によれば、むしろ「中高年男性の病気(平均年齢約50歳、男女比約4対1)」といえます。また、高齢者ほど重症化しやすいとされています。



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