学ぶ・知る・E型肝炎




食物による感染経路



従来、国内でも国外でも、特定の食品の摂食とE型肝炎の発症との関係が直接的に確認された事例の報告はありませんでした。
しかし、2003年4月に兵庫県で冷凍シカ肉を喫食した2家族7名中4名が発症し、急性期の血清からHEV-IgM抗体及びHEV遺伝子が検出され、冷凍シカ肉残品から検出されたHEVの遺伝子配列が患者から検出されたHEV遺伝子のものとほぼ一致したことが報告され、これが食品の摂食とE型肝炎の発症との直接的な関係が確認された世界初の事例になりました(Lancet 2003; 362: 371-3)。更には、2005年3月に福岡県で野生イノシシ肉を喫食した11名中1名が発症し、イノシシ肉残品からHEVが検出され、患者血清から検出されたHEVの遺伝子配列と一致した事例もあります



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